Day1 : 遠すぎるラムチャップ

 いよいよ出発

当日4/13、羽田発は日付を回った4/14の0:20発のバンコク経由カトマンズ行きタイ航空です。
羽田発で移動は楽なんですが、25kg越えのスーツケースを転がして、暗くなってきた19:00過ぎに、雨の降る中、「ホント行くの?」とため息が出そうな気分になるのを叱咤して家を出ました。

バンコクでの長いトランジットを耐え、ネパールの玄関口、カトマンズ/トリブバン国際空港についたのは13:00過ぎ、スーツケースが出てくるのを30分待って、ようやくシェルパのゲルブと合流すると、みるからに優しそうなオッサンで話も合いそうだし、聞いていた通り日本語もベラベラで、ホッとしました。
シェルパというのは種族の名前で、苗字なんだそうで、氏名は、ゲルブ・シェルパなんですね。
ちなみに、ネパールには約120の種族があり、それぞれ言葉も違うとのことで、それが混ざり合って生活してるんだ思うと、日本のような島国の単一民族とは歴史も文化も別の視点でみないと駄目ですね。

ラムチャップ空港までの過酷な移動

エベレスト街道の入り口はルクラという空港になります。昔はカトマンズからルクラまで国内便で直接飛ぶことができましたが、現在は、ほとんどの場合、カトマンズからラメチャプ空港まで車で数時間移動して、ラメチャプ空港からルクラに飛ぶことになっています。エベレスト街道のトレッキング客が多くカトマンズが混雑して飛べないことが理由らしいです。

事前の説明では、車移動は4-5時間ということでしたし、私は個人ツアーなので、車も広々使えて楽なはず、と思ってましたが、これが想像を超える難路で、日本の未舗装路は山歩きで慣れている積りですが、すれ違いもギリギリ、ガードレールもなく落ちたら確実に死ねる、まさに道なき道をガンガン飛ばして6時間以上、同乗しているゲルブが車酔いでダウンするほどで、今回のエベレスト街道ツアーを通じて最難関の核心部、いい思い出にはなりました。

コメント

このブログの人気の投稿

はるばるエベレストを見に行く

Day0 : 準備あれこれ