Day11 : これがエベレスト・ベースキャンプだ
Day11: 4/24 | ↑413m | ↓179m |
6:00 | ゴラシップ (5,140m) | |
8:00 | エベレスト・ベースキャンプ (5,300m) | 3.0km |
13:00 | (泊)ゴラシップ (5,140m) |
いよいよ、エベレスト・ベースキャンプ
噂通りロブチェのロッジは満室でゲルブが交渉して何とか1人部屋を確保して貰ったんで苦情を言ってはバチあたりなんですが、電灯もない、鍵もない、という飛びぬけてお粗末な倉庫のような部屋。覚悟はしていたものの、正直ゲンナリ。
翌朝聞くと、ゲルブは部屋はなく、廊下にシュラフで寝たが寒くて寝られなかったそうで、この日から少し体調を崩してしまった。
耐えられない人は、秋の繁忙期は特に、高級ロッジを予約するしかない。
部屋は最低だったけど、天気は相変わらず最高、ベースキャンプを目指す多くのトレッカーと一緒にゴラシップを目指します。
宿は予約してないので早い者勝ちだと思うと、どうしても焦って足が速くなりますが、ゲルブは何の根拠があるのか、至って余裕です。
ゴラシップへの道はクーンプ氷河の脇を進みます。氷河脇の高台からエベレストが見えてきます。素晴らしい景色です。2時間ほどでゴラシップのロッジに到着、沢山のトレッカーで混雑していて、部屋が取れるのか?と心配してましたが、無事確保できて一安心。ロッジは各国の旗が天井、壁一杯に飾られていて、いかにもベースキャンプって感じ。
ランチはフライドマカロニ、焼きそば風のマカロニです。振りかけられているチーズが溶けて、これも美味、これ、絶対ビールが合うんだけど、もう高山病の心配もないんだけど、ゲルブの許可が出ない・・・

ロブチェのロッジでランチ休憩のあと、ベースキャンプに向かいます。街道沿いの多くのロッジにHORSE RENTALの看板があり、利用客も結構いるんですよね。
トレッカーの年齢は、若い人も多いけど、70歳、80歳の人も多くいるし、特に欧米の人には町中歩くのも大変そうな体格の人も多く、ここまでどうやって来たの? ヘリだよね?という人にとっては馬の需要もあるだろうな、と思う。
暫く歩くと、ベースキャンプの黄色のテントが見えてきました。
ベースキャンプの手前にはクーンプ氷河が横たわっています。テントは、もっと色鮮やかなのかなと想像していましたが最近は黄色なんだそうです。
写真では小さくて見えませんが、ヘリが引っ切り無しに飛んでいます。
ベースキャンプ目的のトレッカーは多いんですが、実は、ベースキャンプからエベレストは頭の先しか見えないんですよね。
なので、多くのツアーでは、ゴラシップの脇にあるカルパタールという丘に登るのをメインにしているんですが、これが、なかなか、厳しいらしく途中で諦める人も多いみたい。私も明日登るので頑張ねば。
氷河を横切ります。幻想的でキレイなんですが、ここの氷河も崩壊が進んでいるようなので、ちょっとブルーな気持ちになりますね。
ベースキャンプのシンボル?の岩、世界中から集まったトレッカーが記念撮影のために並んでいます。ゲルブが「お前も並んで岩の上で写真撮ろう」と言ってくれましたが、恥ずかしいので遠慮しました。どこへ行ってもノリが悪いんです。
明日は、最後の山場、今回のツアーの最高到達点5,550mのカルパタールに登ります。
最後まで頑張るぞー!!
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