Day4 : いよいよ4,000mへ

Day4: 4/17↑816m↓283m
7:00ナムチェ・バザール
(3,440m)
6.2km
12:00(泊)モン・ラ
(3,973m)

 ナムチェの朝

ナムチェのロッジは町を見下ろす高い台にあったので、町の喧騒とは無縁で静かな夜を過ごせました。早朝、昨日の夕方にエベレストを眺めに行った近くの展望地まで日の出を見に行く予定でしたが、残念ながらエベレスト方面に雲が多いので断念、シャンポチェの丘に望みを託すことにしました。朝食を食べているうちに雲が晴れてきて、ロッジの庭からも素晴らしい展望が開けてきました。これなら、シャンポチェの丘からはエベレストが楽しめそうです。

シャンポチェの丘はロッジの脇から急斜面を登ったところにあります。標高は3,750m、富士山とほぼ同じなんですが、同じ高度とは思えない景色です。
丘の上には「エベレストシェルパリゾート」というオシャレなロッジがあり、広い庭からは、目の前に聳えるアマダブラムやタムセルクをはじめ、ローツェ、ヌプツェ、そして世界最高峰のエベレストのてっぺんまで見渡せました。日本人が経営しているということで有名な「エベレストビューホテル」にも寄りましたが、ここの方が良いビューポイントだと思います。

シャンポチェの丘の大絶景の感動も冷めやらぬままモン・ラに向かいます。青い空、雄大な山々を眺めながらノンビリと歩きます。まさにイメージ通りのトレッキングロードです。
ナムチェ周辺がゴール、またはエベレスト・ベースキャンプに向かうトレッカーが多いので、ゴーキョに向かうこのルートは人も少なく静かです。

ナムチェから6.2km、ゆっくり歩いた積りでも4時間ほどで今日の目的地モン・ラに到着。
モン・ラの標高は3,973m、いよいよ4,000mの世界に入ったと思うと、なんだか急に空気が薄くなった気がします。立ち眩みのような頭がボーっとする感覚が確かにあり、これが高山病か、いよいよ来たか、と思いましたが、心配しても始まらないので、なるようになる、と思うしかありません。

モン・ラもキレイなロッジ兼レストランが並んでいます。今日の宿は中心部から少し離れた静かな所です。
ロッジに着き、少し早いランチ、いちばんお世話になったガーリックスープと焼きそば、どちらも十分美味しい・・・だけど飽きる。

いろんな村に多くのレストランがあるんですが、どこのレストランもメニューは酷似しています。お茶、スープ、朝食、卵料理、パスタ、焼きそば、ライス、パン、ピザ、モモ(餃子のようなもの)など、日本の山小屋とは別格のメニューの豊富さ、量も欧米人対応でタップリ、味も悪くないので言うことないんですが、ゲルブの健康管理が非常にストイックで、アルコールはルクラに戻るまで厳禁は良いとしても、肉はカトマンズから運んでくるから新鮮じゃない、油も悪いから揚げ物はダメ、毎食スープを飲み、沢山食べることが高山病対策、という厳しいので、選択肢が少なくなり、同じものの繰り替えしで勘弁してくれー、って感じでしたが、厳しい食事管理のお陰で、高山病もごく軽く、腹の調子も絶好調続きでしたので、苦情はもっての外、感謝してます。






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