Day5 : 4,000mで高度順応

Day5: 4/18↑482m↓388m
7:00モン・ラ
(3,973m)
4.4km
12:00(泊)ドーレ
(4,080m)

 モン・ラの朝

モン・ラの朝、日の出をタイムスライスで撮るために起きると、思ったより雲が多いけど、逆に雲の動きが撮れるのでタイムスライス向きかも。こんなことができるのも高山病が軽く余裕がある証拠だと思うと自信が出てきます。


昨晩、雪が降ったようで、ロッジから眺める山々は横線を引いたように雪を被っています。
ゲルブの話では、「今後数日の天候はバッチリ、この雪でゴーキョから眺められる山々が白く美しくなる、ラッキーだ」ということで、ゴーキョピークへの期待が益々膨らみます。


ルクラから先のルート上にあるロッジの部屋は、どこも、似たり寄ったり。ベッドが2つ、出窓にカーテン、ハンガーフック、裸電球…以上って感じ。どこのロッジにもテーブルがないのが不便。何故だろう?
トイレは勿論共同、バケツに水が張ってあり、自分で水を流す簡易水洗方式、気温のためか臭わない。ロッジのトイレに限らず途中にある公衆トイレも日本の山のトイレよりキレイな所が大部分。
シャワーがあるところもあるが、湯量も足りず湯温も低く、とても浴びる気がしない。
布団はキレイで暖かいけど、高度が上がると流石に布団だけでは寒く、ゲルブが用意してくれたシュラフと合わせて5,000m超も大丈夫でした。
秋の繁忙期はトレッカーが集中して部屋が足りず、独りでは寝られないらしい。今回もエベレスト・ベースキャンプ近辺では部屋の確保にゲルブが随分苦労してくれた。

今日はモン・ラからドーレまで、400m登って400m下がるって感じの4.4kmということで、至って楽な行程。明らかに物足りなくて時間の無駄な気がするが、4,000mの高度順応のため、ということなので大人しく従います。

4,000mを超えるとヤクが頑張っています。凄い坂を40-50kgの荷物抱えて登ってきます。ヤクベル(鈴)はボローンという低い音色で、日本の熊鈴公害に怒り心頭の私ですが、ヤクベルは、いい音だ、風景に合う、と思えます。

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